米油石けんの特徴
泡立ちよく、さっぱり&つるんとした洗い上がり
米油を主原料とした手作り石けんのレシピをご紹介します。
米油は、米ぬかや胚芽から抽出される植物油で、石けん作りに使用すると軽い泡立ちとすっきりとした使用感が得られます。
ここでは、米油を全体の72%に配合した基本的なレシピと作り方の流れを記載しています。作業時間が比較的短く、石けん作りに慣れていない方にも扱いやすい配合です。
米油の魅力とは?
お米が出来る前の、胚芽と米ぬかから抽出、精製された米油。
「トコトリエノール」というビタミンEの数十倍のパワーを持ち、強力な抗酸化成分を含んでいるので、美肌・アンチエイジング・血行促進などに効果が期待できるそうです。
そんな米油で作った石けんは、リノール酸を多く含むので、泡立ちよくさっぱりとし、それでいて保湿もあるつるつるの洗い上がりに。マルセイユ石けんがちょっと重いなと感じる方や気温が上がる季節にもぴったり。
配合は、米油72%、ココナッツオイル18%、パームオイル10%。
米油をしっかりと感じる「米油石けん・マルセイユ版」といったところでしょうか。
トレースが早く、型入れまでの時間が早いから時短にもなり、コスパもよいので、初心者さんにもおすすめです。
米油石鹸の作り方(レシピ)
材料
米油の石けんオイルミックス500g・・・1本
または以下のオイルを用意する。
米油・・・360g
ココナッツオイル・・・90g
パームオイル・・・50g
精製水・・・175g
苛性ソーダ・・・65g
ペーパーモールド・・・1個
作り方
1)基本の作り方とおり、石けんの生地を仕込む。
2)4週間熟成させて出来上がり。

こんな方におすすめ
- マルセイユ石けんが重く感じる方
- 初心者で気軽に石けん作りを始めたい方
- 肌にやさしい素材を使いたい方

注意点
- 手作り石けんは自己責任のもとでお楽しみ下さい。
- 石けん作りは、気温や湿度、作業環境によって仕上がりが変わってくる繊細なクラフトです。そのため、レシピどおりに作っても出来上がりが異なる場合があります。