ラベンダーのハーブを抽出していると、
ふわりと広がるやさしい香りに、思わず深呼吸。
部屋いっぱいに満ちるその香りは、心までやさしく包み込んでくれます。
ちょっと疲れている日や、気持ちを整えたいとき。
そんなときに寄り添ってくれるのが、ラベンダー石けんです。
香りづけには、ラベンダーブレンドのエッセンシャルオイルを使用。
単調ではない、奥行きのあるハーブの香りが、
手を洗うたび、ふわりと立ちのぼります。
石けんを仕込む時間さえ、どこか特別なひとときに変えてくれる――
そんな、やさしいラベンダー石けんです。
材料
(500gバッチ分)
- マカダミアナッツオイルミックス500g・・・1本
*または以下のオイルを用意する - オリーブオイル・・・170g
- マカダミアナッツオイル・・・115g
- ココナッツオイル・・・95g
- パームオイル・・・120g
- ラベンダーハーブティー・・・175g
(精製水でラベンダーハーブを抽出したもの) - 苛性ソーダ・・・67g
*オプション - ラベンダーハーブ・・・山盛り大さじ2杯
*香りづけ用エッセンシャルオイル - ラベンダーブレンド・・・100滴
*または - ラベンダー・・・35滴
- ゼラニウム・・・15滴
- ローズマリー・・・25滴
- レモングラス・・・25滴
下準備(ハーブティーの作り方)
ティーポットにラベンダーハーブ山盛り大さじ2杯を入れ、
沸騰させた精製水200gを入れ、そのまま冷ます。
冷めたらコーヒーペーパーなどで濾して
ラベンダーハーブティー175gを計量して使用。
作り方
- 通常のコールドプロセス石けんの基本手順で生地を仕込みます。
- 4週間熟成させて出来上がり。
ラベンダー石けんの特徴
- 精製水の代わりにラベンダーハーブティーを使用。
ほんのり自然な色合いが出ます。 - マカダミアナッツオイル配合で、洗い上がりはしっとりなめらか。
- 出来上がり直後はやわらかなピンク色。時間の経過とともにやや落ち着いたブラウン系へと変化します。
- ブレンド精油の香りが深く、使うたびにやさしく癒される石けんになります。
補足&注意点
- 石けんにラベンダーの香りはほんのり残りますが、ハーブティーの香りは時間とともに飛びます。
- 苛性ソーダとハーブ抽出液の反応には注意し、しっかり冷ましたものを使用してください。
出来上がった石けんは
- 手作り石けんは自己責任のもとでお楽しみ下さい。
- 石けん作りは、気温や湿度、作業環境によって仕上がりが変わってくる繊細なクラフトです。そのため、レシピどおりに作っても出来上がりが異なる場合があります。
- 材料、成分の基礎知識や取扱方法を踏まえた上で、全て自己責任においてお使いください。
- 特に劇物である苛性ソーダの取扱いには、くれぐれも注意して、苛性ソーダや熟成中の手作り石けんをお子様が誤って、触ったりしないように、保管場所にも気をつけます。
- 初めて作った物やアレンジを加えた場合は、腕の内側等の敏感な部位で「パッチテスト」を行い、安全を確認した上でご使用ください。
- 作られた石けんは不特定多数に販売や配布することは薬事法上、禁じられています。