塩石けん作り方
塩を入れた石けんは「ソルティソープ」と呼ばれ、さっぱり感のある洗いあがりを楽しめます。
ただし、塩を多く入れると泡立ちが弱くなったり、固まりが早くなるので、たくさん塩を入れないように気をつけます。
今回は、マルドンの塩を使用。
この塩は、クリスタルシーソルトと言われ、薄く平たいフレーク状の塩です。
乳鉢でごりごりとして、さらさらの状態にします。
型入れのタイミングで、小さじ1杯を投入。
塩は、なるべく細かくして石けん生地に加え、よく混ぜます。
大さじ1杯の石けん生地を取り分けて、ウルトラマリンブルーをほんの少し(耳かき1杯程度)を混ぜて、型入れした表面にのせ、竹串で模様をつけました。
この石けんを仕込んだのは夏のはじめ。
少し気温が高かったのか、保温箱では、少々汗をかきました。
表面の汗は、そっと、キッチンペーパーでふき取ります。
型だしも順調です。
うすくカットして
パステル調の石けんが出来上がりました。
使用感はさっぱり!
洗顔後、いい感じです。
今回使用した材料
- オリーブオイル…350g
- ココナッツオイル…100g
- パームオイル…50g
- 苛性ソーダ…66g
- 精製水…175g
(オプション) - マルドンの塩…小さじ1杯
- ウルトラマリンブルー…耳かき1杯
(香りつけ) - レモン…40滴
- ライム…40滴
- ラベンダー…20滴
- 型:ペーパーモールド
今回使った『マルドンの塩』のこと
食感はサクサク、まろやかな旨みで
すっきりとした後味の『マルドンの塩』。
世界の有名シェフが指名しているおいしい塩です。
塩分濃度の高い海水を汲み上げ、
じっくり煮詰めて作る、
130年以上伝統的な製塩の技法を継承し続けているそうです。
塩の老舗といったところでしょうか。
見た目はクリスタルシーソルトと言われる通り、
ピラミッドのような薄く平たいフレーク状。
食べた第一印象は「塩なのに甘い!」
というぐらいマイルドな味わいと
サクッとした食感が魅力です。
野菜サラダやカルパッチョなどにもよく合いますよ。
トマトにマルドンの塩をぱらぱらと
振りかけて食べるだけでも美味しさ倍増。
上品な塩の美味しさを感じられるのです★
シーソルト(海塩)とは、海水から作られる塩のことです。海水から水分を蒸発させて残ったものがシーソルトとなります。ミネラル分が豊富で、料理の風味を引き立てるため、世界中で使われています。