シアバターで叶える、しっとり保湿の手作り石けん

保湿アップする石鹸の作り方 手作り石鹸
保湿アップ石鹸の作り方

手作り石けんは、使う材料を少し変えるだけで、使用感がぐっと変わるところが魅力です。
今回は、『エコノミー版のオイルミックス』シアバターをひとさじ加えて、
簡単にしっとり感をプラスする石けんを紹介します。
手軽に作れるのに、仕上がりはちょっと贅沢な保湿石けんに変わります。

石けんの材料と作り方

【材料】
【エコノミー版】手作り石けんオイルミックス500g・・・1本
精製水・・・175g
・苛性ソーダ・・・66g
シアバター・・・大さじ1杯

【作り方】

1)石けんを仕込みます。
 (基本の作り方ページ参照→)

2)型入れ直前に、シアバター大さじ1を湯煎し、すべて溶けてたら、元の生地に戻し、よく混ぜてから石けん型にいれます。

シアバター大さじ1
大さじ1のシアバターを耐熱容器に入れて湯煎します。
電子レンジでもOK、やけどに注意。


保湿アップに欠かせないシアバター

シアバターは、肌をやさしく守ってくれる植物バター。
西アフリカに自生する「シアの木」の実(ナッツ)から採れる天然の植物性油脂です。
常温ではやや固く、体温でゆっくり溶けるのが特徴。
肌にのせると、体温でとろりと溶けてきます。

シアバターには、精製と未精製のタイプがあり、
今回のように少量を石けんに入れる場合は、出来上がりの色や香りは左右されないので、どちらを使用しても構いません。今回は「精製タイプのシアバター」を使用しました。

「過脂肪石けん(スーパーファット)」とは?

今回のように、型入れのタイミングでオイルやバターを少量加える方法
過脂肪石けん」または「スーパーファット」といいます。

石けんにならずに残った未反応の油脂(けん化しないオイル)を含むため、
洗浄力よりも保湿力を重視した石けんに仕上がります。
そのため、洗い上がりはつっぱりにくく、うるおい成分が肌にやさしく残りやすくなります。

ご注意

  • 手作り石けんは自己責任のもとでお楽しみ下さい。
  • 石けん作りは、気温や湿度、作業環境によって仕上がりが変わってくる繊細なクラフトです。そのため、レシピどおりに作っても出来上がりが異なる場合があります。

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