手作り石鹸基本の作り方(CP法)

手作り石けん「コールドプロセス法」の基本についてご紹介します。

コールドプロセス法(CP法)とは、
低温でゆっくりと時間をかけて石鹸を作る方法です。
オイルを高温にしないことにより、
良質なオイルを劣化させず
天然のグリセリンなどの成分をたっぷりと
石けんの中に閉じ込めることが
できる製法です。
ond

苛性ソーダを使ったり、
熟成~乾燥までに4週間ほどの
プロセスがかかりますが、
一度使うと手放せなくなる
使いごこち最高の石けんが
出来上がります。
手作り石鹸

tecoloてころのマルセイユ石けんオイルミックス』を使った石鹸の作り方です。

石けんを作る前に注意しておくこと

  • 材料が全てあることを確認してください。
  •  特に、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)は
     薬局で購入が可能ですが、
     販売されていない薬局もありますので
     あらかじめ確認してからご購入にお出かけください。
     
     また、苛性ソーダは劇薬に指定されていますので
     購入時には印鑑が必要となります。
     薬局によっては身分証明書が必要な場合も
     あります。初めてのときは、念のため、
     保険証や免許証などもお持ちください。
     取り扱い時には十分な注意が必要です。

  • 部屋をよく換気してください。
  • お子様やペットが触れることのないように十分注意してください。

準備するもの

服装

  • エプロン
  • ゴム手袋
  • 保護メガネまたはメガネ
  • マスク

道具
石鹸つくりの道具

材料

石けんの作り方

作る前にゴム手袋、保護メガネ(メガネ)を身につけてください。

苛性ソーダ水を作る

  1. キッチンの鍋などで『tecoloマルセイユ石けんオイルミックス』を袋ごと、70度以下で湯煎します。各オイルの場合は、それぞれのオイルを計量し、ボウルに入れ湯煎します。
  2. 耐熱計量カップ(耐熱ガラス製または耐熱プラスティック製)をはかりにのせ、メモリを0(ゼロ)にしてから、スプーンで苛性ソーダ81gをはかります。
  3. 苛性ソーダをはかります

  4. はかりにもう1つの耐熱計量カップをのせ、はかりのメモリを0(ゼロ)にしてから、精製水217gを入れます。
  5. 精製水をはかります

  6. キッチンのシンクの中で苛性ソーダの入った耐熱計量カップに、精製水を少しずつ注ぎます。入れ終わったら、耐熱計量カップを片手でしっかり持って、かき混ぜ棒で完全に溶けるまでかき混ぜます。※この際、刺激臭が発生し、温度が80度~90度ぐらいまで急激に上がるので、あらかじめ換気扇をつけ、吸い込まないように気をつけます。
  7. soda

  8. 苛性ソーダの入った耐熱計量カップを水の入ったボウルに入れ、38~43度前後まで冷まします。

5

石けんの生地を作る

  1. 湯煎したオイルミックスをボトルからボウルに入れる。(各オイルの場合は必要なし)
  2. 6

  3. 苛性ソーダ水とオイルミックスまたは各オイルが入ったボウルの温度を38~43度前後に合わせます。
  4. ond

  5. オイルミックスの入ったガラスボウルに、苛性ソーダ水を少しずつ加えます。
  6. 83

  7. 泡立て器でかき混ぜます。はじめの20分間は休まずかき混ぜます。その後は休みを入れながら時々かき混ぜます。透明な生地が白っぽくトロリとした状態(カスタードクリームのような状態)になり、泡立て器を持ち上げた時、したたり落ちた生地の跡が表面に残るようになったら(この状態をトレースと言います)、型に入れます。トレースが出ない場合、生地の温度が下がっていることが考えられますので、湯煎して40度以上にして混ぜてください。
  8. 9

  9. トレースが出たら、お好みで精油を加え、よく混ぜてください。

10_2

型に入れる

  1. 石けんの生地を型に流しこみ、ボウルに残った生地はゴムベラでキレイに取って型に
    入れてください。型をトントンとテーブルの上でたたくと空気が抜けやすくなります。
  2. 11

  3. スチロールボックスや段ボール箱に入れて安定した場所で24時間保温してください。
  4. 12

  5. 24時間経ったら、ゴム手袋をはめて、型から取り出してください。柔らかすぎる場合はもう少し(1~2日)寝かせてください。
  6. 13

  7. ゴム手袋をしてナイフや包丁などで石けんを均等にカットしてください。
  8. 石けんをカットする

  9. 箱やカゴなどに入れて1ヶ月間、日の当たらない風通しのよい場所で熟成、乾燥させてください。解禁日をマスキングテープやメモにして箱に貼っておくと便利です。それでは1ヶ月後を楽しみにお待ちください。

石けんを熟成、乾燥させる
道具の後片付け

  1. 使った道具はスプレー容器などに入れたお酢やクエン酸水で中和させ、新聞紙や古布などで拭き取った後、液体石鹸や台所洗剤で洗ってください。くれぐれも残った石けんの生地や油を排水口に流さないようにしてください。使った新聞紙や古布は処分してください。

石けん作りの後片付け

コールドプロセス製法で作った手作り石けんはこちら

コールドプロセス石鹸